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溶接時に不活性ガス・炭酸ガスを噴射するのはなぜ?

こんにちは! ユウセイ株式会社です。
弊社は、兵庫県尼崎市を拠点に、プラント工事・クレーン工事を承っております。

溶接の種類によっては、溶接を進めながら溶接箇所に不活性ガス・炭酸ガスを噴射する必要があります。
今回は、その理由について解説いたします!

溶接箇所を守るため!


溶接の際、アルゴンやヘリウムといった不活性ガスまたは二酸化炭素が主の炭酸ガスを溶接箇所に噴射するのには、きちんと理由があります。
それは、溶接箇所の保護のためです。
高温に熱せられ溶けた金属は、空気中に含まれる酸素や窒素にさらされると化学反応を起こし、劣化してしまいます。
そのまま冷えて固まってしまうと仕上がりも良くありません。
不活性ガス・炭酸ガスは溶けた金属が空気に触れて酸素・窒素に反応するのを妨げる性質を持つため、溶接箇所の品質を維持するには溶接時にこれらのガスを噴射する必要があるのです。
カバーするように溶接箇所を守ることから、溶接の際に噴射する不活性ガス・炭酸ガスは一般に、シールドガスと呼ばれます。

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